【会社を辞めてよかったこと】嫌な顔になる前に
こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
人の集まる場所には、色んな顔がありますね。きれいな顔、品のある顔、はたまた美しくない顔、下品な顔…。
今回は、私が会社を辞めた経験から、嫌な顔になる前に辞めてよかったお話をします。
人の顔に敏感になったのは
約9年間で計6社(呆れるような数!)の勤め人生活を送っておりました。
そのおかげ?か、人一倍、他人の顔の造形、表情に対して敏感になりました。もともと神経質で敏感だったからというのもあるのですが。
人は見た目で…
職場もかわれば、出会った人達も増えます。すると、疑いを持つようになった言葉。
「人を見た目で判断してはいけません」
私は、小学校の授業で習ったこの言葉を、くそまじめに信じておりました。
もちろん、人は付き合っていくうちに見えてくる性格もあります。でも「目は口ほどに物を言う」なんて昔の人が言った言葉、そんなに信じてなかったんですよ。
でもね、やっぱりね、現実は出てる、出てる、出まくりでした。
先生、どうしてあんなウソを子供に吹き込んだよ!っていうくらい。人間はね!頭で抑え込んでも無理なの!心と体は正直なのよ…!
世間ずれしていない私は、大人になってから世間と言う名の洗礼を受けまくりました。
人の顔に興味を持ち、こんな本まで買うように。
見た目だけで人を見抜く25の法則―人相科学・パーソノロジーで分かる「あの人」の性格
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こちらの本は「そんなに区分けする??」っていうぐらい顔のパーツごとの区分け、分析をしています(笑)著者の方、よほど顔に対してトラウマがあるのかなと思ったら、私と同じように敏感な方みたいですね…
やがて、「イヤな感じを覚える」自分の直感は、信じていいと思うようになったのです。
反面教師はみんなよく知っている顔
今まで勤めていた会社の中で「これは確定で良いかも」と思った顔の定義があります。それは、「目元にはその人の気性が、口元には品性が出ている」。聞いたことありませんかね?
いままでの職場を振り返ったとき、なんとなーく「性格がきつくて品がない」と思った人達。考えてみたら「前世でなにかつながりでもあったんですか?」と疑うくらい顔の共通項があったんですよ。
分かりやすく言うと、ウルトラマンのガラモンや、「稲中卓球部」で有名な古谷実さんの描く顔。
…まさか、このふたつを貼ることになるとは思わなんだ汗
ブラックに勤めていたとき、どういうわけかこんな顔をした人達が必ずいました。しかも全員女性。
もちろん、顔には、生まれつき遺伝的な部分もありますので、絶対!とは言えません。私だって口元に品性ありませんし。
でも、彼女たちは、先天的な顔の造形以前に、普段発している言動などが空気のようにまとって、造形が後天的に増長されているような感じでした。大そうに書いてますが、要は表情です。
いまだに似たような顔の人を見ると、身構えてしまいます。ああ、私のトラウマ。
嫌な顔も、毎日見ていると分からなくなってしまう
色んな顔の人がいるけれど…
会社は、毎日行く場所。
毎日鏡で見つめる自分の顔と同じように、慣れてしまうと違和感にも気づかなくなります。
私は、今、これまでの会社を辞めてよかったと思っています。
おそらく自分の違和感に気づかずに会社を続けていたら、彼女達と似たような顔になり、同じような価値観、魂を持つようになり、そのうち自分の言動に、何の疑問も持たなくなっていただろうから。考えるだけでこわいです。
本当に強い人は、周囲に染まらない気高さがあるでしょう。
実際に、今までのほとんどの会社の中に、絶対に周囲に流されない強さを持つ人や、自分がどんなにしんどくても、助けてあげられる人達がいました。
残念ながら私は、そのいずれでもありませんでした。非常に弱く、楽な方に流されやすい人間です。そばにいる人の影響を受けやすいです。
自分の未熟さから、傷付けたり迷惑をかけてしまった人もたくさんいました。
でも、いつか今より歳をとって、自分の顔を鏡で見たときに、目は怒りで吊り上がり、口は不満でひん曲がった、凝り固まった人になるのだけは嫌だと思いました。
「続ける強さ」を持つことはできませんでしたが、それならせめて自分の顔の責任ぐらい持てるようになろうと思いました。
空気も顔も伝播する
もしも、今の職場で続けるべきかどうか悩んでいる人がいたら、会社の先輩で「こういう顔の人になりたい!」と思える人がいるかどうかも、一つの指針にしてみてはいかがでしょうか?
その顔はある意味、自分の行く末を示しているようなものですから。
顔も、空気と同じように伝播し、気付かないうちに自分に影響を与えます。それなら、できるものなら、良い顔の人と一緒に人生を過ごしたいものですよね。
私も、良い顔になりたい!
読んでいただきありがとうございました!