医師のつくった「頭のよさ」テスト感想【前編】「言語映像タイプ」が優位でした
こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
今回は、「医師のつくった『頭のよさ』テスト」の感想です。
この本、一時期話題になった本だそうで、実は私も読んだのが約1年前のことなのですね。
明らかにネット内のブームに乗り遅れた感があるのですが、自分の特性のことを書きたくて、今更ですが取り上げようと思い立ちました。自己分析大好き人間であります。
本書で取り上げられている6つの特性と、実際にテストを受けてわかった自分の認知特性のことなど、前編後編にわけてお伝えしていきましょう。
医師のつくった「頭のよさ」テストの内容
さて、医師のつくった「頭のよさ」テストとは、こんな感じの内容であります。
学校でよい評価を得られる子どもと社会で大成する人の共通点は、 自分の「認知特性」を理解し、最大限に活用していることです。
自分を知り、認め、選択し、適応させる人こそが、「頭がいい人」なのです。
認知特性とは、目や耳などの感覚器から入った情報を理解・整理・記憶・表現する「方法」で、六つのタイプに分かれます。
社会では、アイデアを生み出す「創造性」、整理整頓できる「逐行機能」、 仲間から好かれる「社会性」、仕事の締め切りを守る「時間感覚」などさまざまな能力が求められますが、それらは認知特性を意識することで伸びるのです。
(Amazonより引用)
要するに、「頭のよさ」を一つの尺度ではかるのではなく、自分の持つ「認知特性」を意識して、もっと生きやすくしよう、と提案してくれる本なんですね。
医師のつくった「頭のよさ」テストで述べられている6つの認知特性
医師のつくった「頭のよさ」テストの本の中で述べられる認知特性は、次の6つです。
- 視覚優位者・写真(カメラアイ)タイプ…カツオくんが描けるアーティスト系
- 視覚優位者・三次元映像タイプ…どんな人の顔も見わけられるエキスパート
- 言語優位者・言語映像タイプ…イメージをすぐに言葉にできるファンタジスト
- 言語優位者・言語抽象タイプ…わかりやすくノートをまとめる達人
- 聴覚優位者・聴覚言語タイプ…親父でなくてもダジャレ上手
- 聴覚優位者・聴覚&音タイプ…英語の発音もすばらしい絶対音感タイプ
私は言語優位者の「言語映像タイプ」だった
1年前の結果ですが、わたしが本書で語られているテストを受けたところ、こんな感じになりました。
【優】
3.言語優位者・言語映像タイプ
【普通】
2.視覚優位者・三次元映像タイプ
5.聴覚優位者・聴覚言語タイプ
1.視覚優位者・写真(カメラアイ)タイプ
4.言語優位者・言語抽象タイプ
【劣】
6.聴覚優位者・聴覚&音タイプ
ちなみに、「頭がいい」とか何かに秀でている人の場合、二つ以上の認知特性が優性とのこと。
ぐはっ!私、1項目だけですよ!けっこう落ち込む。
気を取り直して、この「3.言語優位者・言語映像タイプ」とは、
本や小説を読むとその場面が容易に想像でき、文章よりは映像イメージとして記憶します。言語を映像化することも、逆に映像を言語化することも得意です。
視覚優位者が感覚的思考者とすれば、言語優位者は、イメージを言語に結びつけることから論理的思考者ともいえます。
(医師のつくった「頭のよさ」テストより引用)
この「言語映像タイプ」なのですが、他にも、「比喩が得意な人」が多いとのこと。
ふと思い当たった有名人が松本人志とか宇多田ヒカル。うん、こうやって有名な人に当てはめて考えると救われるね。
そういえばですね、私自身この言語に関することで、思い当たることがいくつかあります。
たとえば小学生の頃の作文。よく、「テーマに沿って作文を作りましょう」みたいな宿題がありましたよね。
当時、私が小学5,6年生の頃に書いた作文だったと思うんですが、その書いた作文ノートが残っていまして。
私が大人になってから読み返したとき、「あれ、この年頃の子供が書いたにしてはちゃんと書けているなぁ」なんて我ながら感心したんですよ。親バカならぬ、自分バカみたいな。
自慢でも過大評価でもなんでもなくって、その作文を書いてから何年も経っていましたから、知らない子供が書いた文章を読んでいるのと同じ感覚で読んだんですが、「意外と頑張ってたんだな~」とちょっと自分を誉めたくなったり。
さらに、自分が抱いた感覚が間違ってなかったと思えたのが、その作文の最後に書かれた当時の担任の先生の言葉。
先生も同じように感じていたようで、大人になった私が感じたことと似たような言葉を、コメントで書いてくれていたんですよ。
大人が読んでも、感心できるものを子供の頃に書けていたんだなぁと、我ながら嬉しかった記憶があります。
認知特性とは「無意識に選び取るもの」
幼い頃は本や漫画に触れる機会が多かった私。
でも、本をめちゃめちゃ読んできました!という方と比べたらあきらかに数は少ないんですし、本は好きなんだけど読まないときは本当に読みません。
でも、脳が柔らかかった時期に、幸運なことに文字や絵に触れることが多かったのがよかったのかと思います。
認知特性とは、生まれつきある程度決まっているのだそうで、言ってみれば、生まれながらの長所と短所。
恐らく、長所として生まれ持っていた認知特性のもと、無意識に自分が「これが得意、これが好き」「これは苦手、嫌い」と選び取った結果、その認知特性がさらに伸びていったんでしょう。
幼い頃の自分と、漫画をほぼ無尽蔵に貸してくれた兄に感謝です。
将来の職業を決めるのに使ってもいいかもしれない
あと、ちょっとこの 医師のつくった「頭のよさ」テストですごいなと思ったのは、記載されている特性ごと向いている職業。
昔、かなり勘の良い人(初対面の自称占い師さん)とお話したときに、「あんた、この職業が向いてるよ!」と提示された職業が本書にドンピシャで書かれてあったんですよ。
今更ながら、その人の勘の良さにも驚くばかりですが、将来なりたい職業で色々悩んでいる方は、本書で将来の方向性を決めても良いかもしれない。
やっぱり「好き」「得意」って間違ってないんですね。本能から呼びかけるものなんですよ。
ちなみに、その提示された職業、何年かかってもいいからいつか実現させたいと思っています。いつになるかな…(汗
医師のつくった「頭のよさ」テストの感想、後編へ続きます。
後編は、もっとも点数の低かった「6.聴覚優位者・聴覚&音タイプ」にまつわる、「音痴と空間処理能力」や「モノマネ」を考察した内容です。
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