多色礼讃

唯一無二の大したことないことを胸に

自分の話ばかりする人への対処法。みんな話を聞いてほしいんだと知れば腹も立たない

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こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。


「誰だって人の話を聞くよりも自分の話を聞いてほしい」シリーズ、これまで4つ(プラス番外編)お届けしてきました。


第四弾の「友人の幸せ話は安易に聞いてはならぬ」

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さらに、第四弾番外編「友人への嫉妬の対処法」

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さて今回は「自分の話を聞いてほしい人々」との体験で、私が感じた部分を総まとめにして二つに渡ってお届けします。


前編となる今回は、「自分の話ばかりする人たちへの対処法」「自分の話ばかりする人ってどんな人が多いのか?」について考えますね。参考になれば幸いです!


ちなみに、今回紹介する対処法は、私も現在進行形で取り組んでいますよ!


あと、「自分の話を聞いてほしい人々」というのは、当然私も含まれています。自分に対する皮肉です 笑


それでは見ていきましょう!



自分の話ばかりする人たちには「誰だって基本的に自分のことにしか興味がない」んだと知っておくといい

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結論から言えば、「人間って、自分の話を聞いてもらいたい、受け入れてもらいたい生き物なんだ」と、あらかじめ知識として知っておくと、さほど腹が立ちません。


「そういうものなんだ」と予備知識として知っておくのと、知らずにずっとモヤモヤするのとでは、全然違いますからね。


で、そんな自分の話を聞いてもらいたい人たちを見て、私が思いついた対処法がこちら。

  • 自分が枯渇しているときは、会うのを避ける
  • 話すネタをあえて仕込まずに会う
  • 相手が何を主張したいのか考えて集中する
  • あまりに「私の話聞いて」状態だったら、付き合い方を考える

それぞれ見ていきますね。

対処法①「自分が枯渇しているときは、会うのを避ける」

自分の「心の満足感が減っていて、枯渇しているとき」は、「私の話聞いて!」の人と会うのは避けます。


自分の不幸せ感がつのっているときは、相手に幸せを与えることはできない、つまり相手の話を聞く余裕なんざありゃしませんよ。


(できるとしたら、余程人間ができた人か、とても優しい人だと思います。)


「余裕がないとき」に相手の幸せ話やら不満や不安、怒りなどの感情を含んだ話ばかり聞くのってどうですか?めちゃめちゃしんどくないですか…?


なんなら、「自分の話ばっかりしおって…」と、怒りが湧いてきます。


なので、自分の心が満たされるようになったとき、強いて言うなら今の人生に対して大きな不安を感じなくなったときに会えばいいかなと思います。


私の場合だと、この友人のときですね。下手すると嫉妬心を覚えるので健康に良くない(つーか覚えたさ)。


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あと、「すぐに心の満足度が枯渇する」というのは、器の大きさもありますね。器の大きい人って、多少人からよっかかられても平気ですから…。


なので、私のように


「器が小さい(笑)」
「満足感が枯渇している」


あと、


「神経質」


と自覚している人は、ちょっとでも「今、私枯渇しているな」と感じたら、自分の話ばかりする人と会うのはやめおくといいですね。

対処法②「話すネタをあえて仕込まずに会う」

「話すネタを仕込まずに会う」のも手段としてアリかと。


仲のいい友人同士で会うときって「あの話して、この話して…」みたいに、事前に話すネタを用意しておいてから会うことが多いんじゃないでしょうか?


でも、そうすると、「話をしたい自我」が生まれるので、相手の話ばかり聞かされて自分の話ができなったときに、「話を聞いてもらえなかった!」と、落胆が大きくなるのですね。


(話すネタがないと会話が続かないのでは?と思われるかもしれませんが、自分の話をしたい人は、話すネタを勝手に持ち出すし、同じ話を延々とすることもあるので、ネタには事欠かないかと 笑)


じゃあ、そもそも話すネタをはじめから仕込まないには?どんな方法があるか考えてみました。

  • 完全に相手の話に集中する
  • 話を聞いてくれる人に会っておき、話をしたい欲求を別の人で消化しておく
  • ネタがないときに会う


かなーと。


でもこれって、私もなかなか難しいなぁと思います。


だって、相手の話を聞いていると、話したいネタが誘発されますよね?で、それを抑えつつ相手の話を聞いて…ですからね。


そういう意味では、「話すネタをあえて仕込まずに会う」とは、「自我を極端に減らす」行為に近いのかなと思います。

対処法③「相手が何を主張したいのか考えて集中する」

さっきの「完全に相手の話に集中する」と同じですが、とにかく自分のことは二の次、三の次にして相手の話に集中します。


もう、完全に自我を捨てるわけですね。このとき、相手の言っていることを否定せずに傾聴します。


だって、色々話をしつつも、最終的に「自分の言っていることは正しい。自分を受け入れてほしい」につながりますから。


あと、自分の話に途中途中で否定や意見を入れられたり、話の腰を折られたりするとどうですか?



「この人と話をすると、いつも自分の話をできずに消化不良だわ」


「あの人と話をしても、いつも自分の話を否定されるからイヤだわ」



と感じますよね?


なので、自分の言いたいことはひとまず放っておいて、相手の言いたいことに耳を傾けます。


うまくいけば、本当に相手が言いたいことがわかり、相手のよき理解者になれるかもしれません。まぁ、なりたいかどうかは別として…。

対処法④「あまりに『私の話聞いて』状態だったら、付き合い方を考える」

ここまで、「自分の話聞いて」の人と会う前提で書いてきました。


でも、あまりに相手の「話聞いて攻撃」がひどかったらどうしよう?


そういうときは、もう、付き合い方そのものを見直そう!


付き合い方の見直し方として、こんな感じかなと。

  • 会う頻度を減らす
  • 「1時間だけ」など、会う時間を決めておく
  • ハッキリ「イヤだ」と伝える
  • 付き合いそのものをやめる

現に、私はこの友人を会うこと自体やめ、縁も切りました。まぁ、彼女とは他にも色々思うところがあったのですがね…

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あまりに、「あれ?私って不満とか自己主張のためのはけ口になってる?」と感じたら、付き合い方を考えましょう。

そもそも自分の話ばかりしている人ってどんな人が多い?

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じゃあ、そもそも自分の話ばかりしている人ってどんな傾向の人が多いの?


というわけで、羅列してみました。(記事で紹介しなかった人も含まれています。)

  • 自己顕示欲が強い
  • 他人に認められたい気持ちが強い
  • 他人より上に立ちたい気持ちが強い
  • 他人にわかってもらいたい気持ちが強い
  • 自分に自信がない
  • 他人に対して結界を張っていない
  • あまり自分を客観視できていない
  • 自分の世界観が強い
  • 不安と不満が強い
  • 愛情不足


こんな感じかなと。


なんかこう、心のどこかが「ここが足りない!」「ここが多い!」という人が多いかなと感じます。


その心のデコボコを客観視できておらず、つまり、自分を見つめる力が低いために、「私の話聞いて!」状態になるんじゃないかなと思います。


「みんな、誰かに自分を受け入れてもらいたいんだ…」と、つくづく感じましたよ。

歳取るごとに「私の話、聞いて!」の人が多いと感じるようになった

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そういえば、歳取るごとに結構「私の話、聞いてっていう人が多いんだな~」と気付くことが多くなった。


単に、私が知識として得たからなのかどうなのか分からないのですが…。


なぜに気付くようになったのかというのは、友人に対して「こんなこと考えたらいけない」と思っていた膜がなくなったのもあると思う。


わかりやすいのが、この記事で登場した友人に対する「遠慮の膜」

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「どうしてこの人は自分の話ばかりしているんだろう」の疑問と、「どうして自分の感じていることに嘘をつかなくてはいけないのだろう」の欲求が、釣り合う年齢になったのかな~と思いましたね。




さて、次回の後編では、「人に話を聞いてもらえないとき、どんな気持ちになった?」「自分の話ばかりしたがる人たちを助長させる要素」について考えてみようと思います!


これまでの「誰だって人の話を聞くよりも自分の話を聞いてほしい」シリーズはこちら。


「相談するはずが聞き役になっていた話」
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「会話泥棒に閉口した話」
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